ダイエットコーチをしていて、「痩せる食べ物は?」の次に頻繁に聞かれると言っても過言ではないこの言葉「食べていないのに痩せない」
不思議なことに、食べていないのに痩せない人はたくさんいます。
年間約300人のダイエットコーチをしてきた経験のある私が、食べていないのに痩せないのはどういう状況なのか?身体に何が起きているのかを解明していきます。
結論
結論から言うと、食べていないのに痩せない理由は大きく
- 実は食べている
- 食べなさすぎている
の2つに分けることができます。
どちらかに当てはまる人が多いのではないでしょうか?
まずは自分の食生活、生活習慣を振り返りながら、どっちに当てはまるのか、どのような対策をすれば良いのかを考えていきましょう。
今回は
2. 食べなさすぎている
を説明していきます。
前半の記事「食べなさすぎている」はこちら
摂取カロリー<消費カロリーの時に減量
基本的には摂取カロリーが消費カロリーを下回ると減量します。
摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなると増量、イコールの時は維持となります。
食べていないと摂取カロリー<消費カロリーとなっていそうですが、それでも痩せない。
身体の中ではどのようなこと起きているのでしょうか?
基礎代謝が落ちる
食べなさすぎると、身体が栄養不足と感じてしまいます。生きていくために必要な栄養素をなんとかして確保しようとして、エネルギーや栄養素を溜め込んでしまうのです。そのため、体重は減らず、少ないエネルギー、栄養素で生命活動をしていくため、基礎代謝が落ちていまします。
消費カロリーは、運動や生活の中で身体を動かしすことで消費するカロリーと、基礎代謝と言って、何もしないまま過ごしても消費されるカロリーがあります。
身体が栄養不足と感じることによって、何もしないまま過ごしても消費されるカロリー量が少なくなっているため、痩せません。
そして、普段そんなに食べていないから大丈夫!と思って少し食べ過ぎると、身体が久々にしっかりとエネルギー、栄養素が入ってきた!と思い、さらに溜め込む傾向に。
普段食事量を減らして我慢しているのに、少し食べただけですぐ太る、体重が戻る!と感じている方は「栄養不足」を疑ってみてください。
カロリー高くて栄養は空っぽ:エンプティーカロリー
普段食べているものは栄養素がしっかりと入っていますか?
糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、栄養素それぞれには身体への働きが異なります。
カロリーが高くて栄養素がほとんど入っていないもの。
たとえば、ハンバーガーなどジャンクフード・ファストフードと呼ばれるものやインスタント麺などはエンプティカロリー食品の代表とも言われています。
砂糖をたくさん使用した洋菓子やスナック菓子などもエンプティーカロリー食品の一つになります。
お菓子もファストフードも食べてはいけないものではありません。
普段しっかりと栄養がとれているという大前提があって初めて楽しめるものです。
正しく減量をしましょう!
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