海外でアスリートの食事サポートするためにすべきこと

管理栄養士のお仕事

こんにちは、ポンです。

管理栄養士や調理から「スポーツ選手を支えられる仕事をしたい」と思っている方は多いと思います。

スポーツ栄養に関われる人は、一握りしかいないイメージがあり、経験がないと更に仕事を見つけることが難しい印象を持たれている方も多いかと思います。

スポーツ栄養を通した仕事経験ゼロの私が、海外でアスリートの専属シェフ(兼管理栄養士)として働くことができた経緯や、未経験から仕事を獲得するためにはどのようなことが必要かをまとめました。

スポーツ栄養に興味を持ったきっかけ

学生時代、スポーツ栄養学は好きだったものの、当時はスポーツ栄養の仕事をしている人は実現するのか?というほど浸透もしておらず、「経験がないとできない仕事」「はじめから目指していないと難しい」=「自分にはできない」というイメージから避けていました。

再びスポーツ栄養に興味を持ち始めたのは、5年位前に海外に留学した時。

一般の方々のジム通い、ボディメイクがライフスタイルの一部になっていることに衝撃を受け、まず、運動やスポーツに興味を持ちました。
その後、帰国した際にも日本でも身体を作っていくという風潮を感じ、スポーツ栄養はアスリートだけではなく、一般の人たちが理想的な身体づくりをする際にも必要になるのでは?と感じ、本を数冊買い、セミナーに参加。

勉強していくにつれ、スポーツ栄養の面白さ、奥深さ、難しさに興味を持ち、スポーツ栄養の知識を使っていつか仕事をしてみたいなと思うようになりました。

海外の食事サポートの仕事を見つけるために必要なこと

スポーツ栄養、アスリートの専属シェフになりたい方、(特に管理栄養士)は勉強や知識、経験が必要と考えている人が多い印象です。

もちろん、知識や常に変わる情報に追いつく勉強、経験も必要ですが、それ以上に「仕事を見つけ、任される」ことが大切です。

スポーツ栄養における勉強・知識・経験以外で必要なこと、スキルは つあります。

  1. アスリートサポートをしている人たちと繋がる
  2. (海外で)アスリートサポートをしたいと周りに宣言する
  3. 英語又は、現地の言葉が最低限日常生活レベルである
  4. 海外で暮らす力・準備力
  5. 料理を作るのが好き

アスリートサポートをしている人たちと繋がる

セミナーやワークショップに参加したり、SNSやオンラインサロンなどでスポーツ栄養士やアスリートの食事サポートをしている人たちと繋がることも大切です。

交流を深め、スポーツ栄養が日常の一部となるようにしておくと。最新のスポーツ栄養の文献、業界の傾向などへのアクセスが身近になります。

また、仕事の案件があり、本人が担当できない場合に仕事を回してもらえるチャンスにつながることもあります。

(海外で)アスリートサポートをしたいと周りに宣言する

大学の同期、友人などに宣言をすることは大切です。そして様々なところで宣言します。

大学の同期でフリーランスになった友人には

  • スポーツ栄養に興味を持っている
  • いつか仕事をしてみたい
  • フリーランスにも興味がある
  • 海外で仕事をしたい(スポーツ栄養の仕事かどうかは構わず)

と話し、

会社の同期、上司やアルバイト先の上司(飲食業で働いている)には上記に加えて

  • スポーツ栄養に興味があり、その知識をメニュー開発に活かしたい

という宣言も。

繋がりがありそうなところで自分のしたいことを宣言しておくと、仕事の情報が手に入ったときに「〇〇さん、スポーツ栄養やりたい」と言っていたなと思い出してもらいやすいです。

私は実際にSNSでアスリートの専属シェフの募集を大学の友人が「スポーツ栄養」「海外」でピンときて紹介してくれました。

英語又は、現地の言葉が最低限日常生活レベルである

海外で日本人選手をサポートするとしても語学は最低限必要です。
選手や事務所の方達は、選手の食事のサポートできている人の生活の面倒を選手が見なくてはいけないという状況を避けたいです。

空港までの送迎や家を借りるなどはしていただきましたが、その他の生活は自分で整えなくてはいけません。

  • 家や家具に不具合が起きた時の対応。(ゴミ出しのルールなども)
  • 携帯電話のSIMの契約
  • 在留届やビザの証明などの事務手続き
  • 買い物での店員さんとのやり取り

など、生活の基盤を整えるために必ず必要になります。
私の場合はヨーロッパでしたので、英語が比較的どこでも通じ現地の言葉は小さなカフェに行ったときやスーパーで簡単な質問(〇〇どこにありますか?など)する時に使うのみでした。

ちなみに、独学で英語を勉強したい方におすすめの教材はこちら

海外で暮らす力・準備力

語学の部分に通づるところがあります。

海外で暮らす力が必要です。アスリートのサポートをする側の生活の面倒をアスリートが見なくてはいけないという状況はお互に、しんどいです。

海外で暮らしたことない人は準備力でカバーできるので安心してください。

  • 契約してもらった家から一番近いスーパーや現地の大手スーパー何社で買えるものをHPや現地に住んでいる日本人のブログなどから把握
  • 現地で手に入る日本食材・場所
  • 交通機関、切符の買い方
  • スマホSIMの契約(2年など年単位の契約が多いので旅行者用やプリペイド式で月毎に更新できるものなどがあるか)
  • 支払い方法(カード決済が多いのか、チップはあるのか、支払いのルールは?など)
  • 在留届やビザの証明はどの場所で必要か、必要な書類は何か

など調べることで、不安要素もなくなっていきます。

料理を作るのが好き

海外での生活は自分でコミュニティーを広げない限り、とても狭い世界になります。

食事している時に選手と話す以外は1人で過ごすことも多いため、根本的に料理を作るのが好きでないとやっていけません。

好きなことを仕事にしていないと、時差もありすぐに日本にいる家族や信頼している友達と連絡が取れるわけではないため、しんどくなってしまうことも出きます。

私の経験は一例に過ぎませんが、参考になったら嬉しいです。

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