管理栄養士が取るべき資格は?

管理栄養士のお仕事

こんにちは、ポンです。
管理栄養士の仕事は思った以上に大変。でも正直お給料は決して高いとは言えないです。スキルを身に着けて転職や副業で収入アップしたいと思う人も少なくないはず。

管理栄養士にプラスαして他の資格も取ろうと考えている人、ちょっと待ったー!
資格を取ることが目的になっていませんか?重要なのは資格を使って何がしたいかです。

私なりに資格を取るときの注意点をまとめてみました。

結論

  • 基本的に興味がある資格なら、なんでもOK
  • やりたい仕事=資格があるかどうかは繋がらない
  • 高すぎる年会費や受講料は一度考えよう

管理栄養士にプラスαの資格

日本栄養士会が認定制度を設けているものだけでもかなりの数があります。

  • 特定保健指導担当管理栄養士
  • 静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士
  • 在宅訪問管理栄養士
  • 公認スポーツ栄養士
  • 食物アレルギー管理栄養士・栄養士

などなど。

日本栄養士会以外でも

  • フードコーディネーター
  • 野菜ソムリエ
  • サプリメントアドバイザー
  • 食育アドバイザー
  • 薬膳マイスター
  • アスリートフードマイスター
  • 乳幼児食指導士

などたくさんの資格があります。
資格を取得するのに時間もお金もかかります。正直どれを取ればいいのか、迷いますね。

どの資格を取ればいいのか

ぶっちゃけ何でもOKです。というと元も子もないので、私なりの資格の選び方のコツを紹介します。

  1. 自分が興味を持っている分野
    資格を取るまでに時間もお金もかかります。自分が興味のない分野を突き進むと大変ですし、その資格を活かした仕事にも繋がりづらいのかなと思います。
  2. 方向性を決める
    管理栄養士×何を組み合わせたいのか。在宅介護をサポートしたいのであれば在宅訪問管理栄養士、スポーツの分野で活躍したかったら、公認スポーツ栄養士。レシピ開発や料理を組み合わせたかったら、フードコーディネーターや薬膳マイスター、野菜ソムリエなどもよいかもしれません。
  3. お金と時間を確保できるか
    正直、びっくりするくらい高い資格がゴロゴロとあります。講座、認定試験料に加えて年会費まで!!
    1日で取れる資格もあれば、何十時間もかかったり、さらに管理栄養士としてそこの分野で働いていた経験(最低〇年)という条件で初めて受けられる資格もあります。
    全てのお金をその資格を活かして回収できるかどうかも考えましょう。

そもそも資格は必要なのか

正直、資格よりも経験が必要な気がします。例えば、スポーツ栄養に関わっている管理栄養士さんたちは公認スポーツ栄養士の資格を持っている人がほとんどですが、持っていない人もいます。

部活の寮や会社のアスリートの寮などの厨房で働いている管理栄養士さんで公認スポーツ栄養士の資格がない人もいます。ただ、給食委託の会社に入ってスポーツ栄養をやりたい!と宣言していても、やりたい管理栄養士さんは山ほどいて、中々担当させてもらえないなんてことも。他の人と差をつけたいという意味では資格があっても良いかも。

大学生であれば、部活の寮でアルバイトしてみたり、まずは選手たちの食事に近いところからアプローチしてみるのもありです。

資格を取る最大のメリットは、同じことに興味のある人たちに出会えることな気がします。
私の周りでも、特に、狭い分野では知り合いの管理栄養士さんから仕事を振られたり、勉強会に誘われたりなどしていくうちに気が付いたらフリーランスで管理栄養士として興味のある分野で活躍しているなんて人もいます。

今は、勉強会などもかなり充実しています。
資格がないとできない分野なのか、経験はどこで積めるのか、などしっかりと考えて資格を選んでみましょう。

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